電妄トークライブ WHITESOFT2回目のゲスト参加回レポート


1月に引き続きWHITESOFTがゲスト出演、ということで電妄トークライブに行って参りました!
『ラブライド・イヴ』の話だけでなく『猫撫ディストーション』のFDや次回作の情報が何かあるかな?と思ったのですが、結論から言うと前回と違って目立った新情報はありませんでした。
FDは夏コミかなーとも思ったんですけどね。


ですが『ラブライド・イヴ』に関するトークも松島Pの思想が色濃く感じられる興味深いものだったのでここでレポートしてみたいと思います。
後半は相変わらず自ブランドとは関係無い黒い話だったのでさすがに書けませんが(笑)
毎回ひどい話をするのは間違い無いので気になる方は足を運んでみるのが良いかと。


前回のレポート程詳細なものではありませんが参考にして頂けると幸い。
で、『ラブライド・イヴ』を買うといいですよ!


読む前に一点注意を。
相変わらずうろ覚えの部分もあるので本来の内容とは異なる可能性もあります。
悪い方向に受け取ったとしてもあまり意味は無いですよー、とだけ。

(『ラブライド・イヴ』が前作とは随分と雰囲気の違う作品になっているのでは、という問いに)
前作が難しかったので。
難しいものばかり作っていると作る側も疲れるから(笑)

学園モノはホームランを出すのが簡単なようで難しいので、やりがいのあるジャンル。
テンプレートから外れないようにしつつも差別化を図った。

力を入れたのはイチャイチャするだけ、というところ。
通常なら付き合う過程を描くが、敢えて無くしている。
そのぶんイチャイチャするシーンを多くした。

イチャイチャしていると感じるのはどういう時か?
学生時代を思い返してみると、周りの女の子から冷やかされている時が一番そうじゃないかと思う。
そういった雰囲気が感じられるゲームを目指している。

普通のゲームなのでプレイしただけでは気付いて貰えないと思うが色々と挑戦している。
学生のコミュニティ観を出せるようシステムで工夫している。


テキストウィンドウ形式ではなくキャラクター毎にセリフ表示ができるので、アップで2人、後ろに3人、などといった風に立ち絵を配置し、5人同時にワイワイと喋ることもできたり。
前のセリフを残したまま、新しいセリフを表示したり、なんてことも。
それぞれ別の会話をしており、手前のグループの会話に奥から割り込んでくるなどの演出も可能。
背景と机の間にも立ち絵を配置することで奥行きの表現も。


昔には無かった動きを色々取り入れている。

立ち絵の演出への可能性は色々とあれど、やりすぎるとイベントシーンが要らなくなる(どこがイベントシーンなのか、イベントCGが無いと差異がわからない場合が出てきかねない)のが考えどころ。

ベテランがこれまでの経験を活かし、ユーザーに受け入れられるようにしつつも作りたいものを作るブランド。
システムの可能性が広がりこれまで出来なかったことができれば、ベテランでも新しいことができる。


WHITESOFTで使用しているシステムはテキストウィンドウと違って散漫になるので読みづらいという意見も聞きますが、自分はそこまで読みづらいという実感が無いのでよくわからないのですよね。
どうしてもそれぞれの実感に因るものなので明確な答えが出ないので敢えてその点に関しては保留した上で、挑戦しているのがはっきりと感じられるのは、自分がこのブランドを好きな理由のひとつだったりします。


普通の学園モノというジャンルでどこまで差異を作り出せるか、気持ち良いイチャイチャを堪能できるゲームになっているか非常に楽しみです。
聞いていた限り、これ以上の延期は絶対に無さそうなので8月末が待ち遠しいですよ。
そしてその次は難しい作品……?(期待が高まる)