色んな意味で手遅れな別名義考察

※信者たちの不毛な遊びなので、興味のある方だけ読むのが吉。

これまでのあらすじ。

http://ameblo.jp/petro-vich/entry-10681034746.html
http://d.hatena.ne.jp/litf/20101019/p1
http://ameblo.jp/petro-vich/entry-10681857121.html

DEVOTE2でシナリオを担当している椎名ヘカトンケイルが別名義であることを突き止めた調査団。しかし他の作品でも「ユーザーへの質問コーナー」に出ている可能性があることが判明し、新たな調査に乗り出すのだった。

……なんて妄言を吐きつつ昼間に下書きを書いていたらぺとろさんが一晩で凄まじい進捗を遂げたようで、公開する意味が無いようにも思ったのですが、もったいないので展開。

まずはデータ収集

13cmのゲーム全てにおまけディスクが付属してはいないようなので、少しばかり調べてみました。情報ソースは手持ちのゲーム幾つかの確認に加え、下記のサイトから。

http://t-kimuti.hp.infoseek.co.jp/gamereview/04sagyou/01_13cm/13cm01.htm
http://t-kimuti.hp.infoseek.co.jp/gamereview/04sagyou/01_13cm/13cm02.htm

13cmとその系列ブランドのゲームの一覧とおまけディスクの有無を、参考となる出来事も交えながら発売日による時系列順に並べてみます。期間は『飼』から『ラストオーダー』まで。
『飼』からとしているのは旧worksではほとんど関わっていないゲームについても情報を載せている中で一番古いタイトルが『飼』であることと、『嬌烙の館』のおまけディスクでのメソポタ宮綾麿プロフィール情報によるものです。『ラストオーダー』の後で退社しているのは確定で良いかと。ソースはこの記事から最終批評神話のインタビューでも退社時期についてははっきり明言しています。
ただ、インタビューの中で入社したのは97年の夏前くらい、という発言もあり『48 〜図形の恋〜』の発売前なので不安が拭えない部分もありはしますが。

おまけディスクが付属しているゲームはタイトルの後に○を、付属していないゲームは×を記載しています。

  • 1998/01/30 - 飼 ×
  • 1998/07/31 - 好き好き大好き! ×
  • 1998/12/11 - 入院 〜にゅうい〜ん!!〜 ×
  • 1999/02/26 - 嬌烙の館 ○
  • 1999/07/23 - フロレアール 〜すきすきだいすき〜 ×
  • 1999/10/29 - DEVOTE 〜でぼーと〜 ○
  • 1999/11/12 ※旧worksにおける13cmに関する内容の更新日(InternetArchiveにて確認可能な最新の日付)
  • 2000/02/29 ※otherwise公式サイトの開設日(InternetArchiveにて確認)
  • 2000/04/14 - 檸檬 〜影絵亭ノスタルジヤ〜 ○
  • 2000/08/18 - [Otherwise]Sense Off 〜a sacred story in the wind〜 ×
  • 2000/09/22 - 発情カルテ 〜緋色の凌辱肉玩具〜 ○
  • 2000/10/27 - 姉妹妻 ○
  • 2001/05/25 - [Aypio]注射器2 ○(「かなりあ」第一話収録)
  • 2001/09/20 ※旧worksのトップページでの最終更新日(InternetArchiveにて確認可能な最新の日付)
  • 2001/09/21 - [Otherwise]未来にキスを ×
  • 2002/03/29 - 淫乱OL 〜悶え泣く〜 ○(「かなりあ」第二話収録)
  • 2002/04/28 ※現フォーマットでのworksにおけるトップページ上での更新日(InternetArchiveにて確認可能な中で最も早い日付)
  • 2002/08/30 - DEVOTE2 〜いけない放課後〜 ○(「かなりあ」第三話収録)
  • 2003/01/31 - 裏番組 〜新人女子アナ欲情生中継〜 ○(「美術教師・涼子」収録)
  • 2003/06/27 - 檸檬・かなりあ ×(「特製Instrumental CD」が付属)
  • 2003/09/26 - [130cm]Princess Bride ×
  • 2003/12/26 - ラストオーダー ×(ただしDVD内にRPG「ダンジョンクラッカー」が収録されている)


DEVOTE2のおまけディスクにACT.8、裏番組のおまけディスクにAct.9の記載があるため、おまけディスクが入っているゲームを順に並べると以下のようになるとみて間違いないはずです。

  1. 嬌烙の館
  2. DEVOTE 〜でぼーと〜
  3. 檸檬 〜影絵亭ノスタルジヤ〜
  4. 発情カルテ 〜緋色の凌辱肉玩具
  5. 姉妹妻
  6. 注射器2
  7. 淫乱OL 〜悶え泣く〜
  8. DEVOTE2 〜いけない放課後〜
  9. 裏番組 〜新人女子アナ欲情生中継〜

推論

さて、上の年表からまずわかることは、公開されている情報を参照するだけで、DEVOTE2以降のゲームについては(再録内容のみで構成されている『檸檬・かなりあ』を除くとして)全て関わりがあることが明らかということです。

ではそれ以前についてはどうか。旧worksに掲載されている『DEVOTE』よりも後の『檸檬 〜影絵亭ノスタルジヤ〜』から『淫乱OL 〜悶え泣く〜』までのotherwise作品を除いた5本が関与が不確定なタイトルとして挙げられます。

DEVOTE2のおまけディスクの記述を確認すると「いつもはおまけディスク担当なんですが」とあるため、上記5タイトル全てに何らかの形で関与している可能性は高いと考えられます。更に言うと、最終批評神話のインタビュー内でも

sense off』『未来にキスを』くらいまではかなりotherwise専業でした。専業といっても、13cmの方の手伝いはしますけど。

とあり、普段から多かれ少なかれどのゲームにも関わっている可能性は高いのではないかという話になります。旧worksを参照して『飼』や『DEVOTE 〜でぼーと〜』を基準にするのであれば、全て関わっている、という結論になってもおかしくないのかもしれません。

さらに詳しく調べるとすれば実際にどのような名義で参加していたかを調べる以外にないでしょう。自分はまだ手に入れていないタイトルもあり”メソポタ宮綾麿”と”椎名ヘカトンケイル”以外にどのような名義があるのかはわかりません。強いていうなら下の発言から”たまごなおき”が複数名によって使用された汎用名義であるのは間違いないのではないかと推測されます。

結論

結局のところ、関わっていたとしてもスクリプトなどの雑用やおまけCDでの登場レベルなのが予想されるわけで、自分なんかは楽しいのでついここまで長々と書いてしまいましたが、そこまでカバーしようと考える輩が果たして世界に何人いるのかという。おまけCDについては自分で内容を確かめるしかないということもありますし、全部買ってしまうのが一番楽だったりして。

余談ですが、プレミアが付かなくなって久しい『発情カルテ』のおまけCDの内容を調べてみたところ、こんな内容のようです。確かめるにしてもかなり不毛な道ですよね。