元長柾木works補完リスト

はじめに

備忘録も兼ねて元長柾木 webpageのworksに掲載されていない情報を纏めてみました。雑誌でのメーカーコメントは無記名なのである意味ノーカウントということで。抜けているものがあれば随時追加予定。こっそり書き換えたりもすると思います。

ゲーム

●[http
//13cm.jp/game/devote2/index2.html:title=DEVOTE2 いけない放課後 Standard Edition](2007/05/25):『裏番組』に収録されていた『美術教師・涼子』がStandard Editionではこちらに収録されています。『裏番組StandardEdition』には収録されていないので注意してください。

インタビュー・対談

●P-mate2001年8月号(2001/06/30)
未来にキスを』の紹介記事にて、みさくらなんこつと共に9つのQ&Aに回答しています。その内容は水瓶座シナプスより発行された個人誌『シアトリカルマテリアリズム 元長柾木フラグメンタルワークスvol.1』にも「少しだけ恋愛に向いていない人たちの物語」という表題で再録されています。
未来にキスを otherwise&みさくらなんこつ公式ファンブック(2002/01/31)
明らかにみさくらなんこつが主役で、未スをはおまけなファンブック。シナリオライター紹介のコーナーで質問に回答しています(そしてみさくらなんこつスペシャルインタビューという凄まじい扱いの差)。キャラクターデザインへのコメントや質問箱のコーナーにも名前は出ていませんが参加していると思われます。
●[http
//13cm.jp/130cm/games/bride/goods1.htm:title=プリンセスブライド設定資料集] プリンセスブライド「バトルトーク!」(2003/12/28/コミックマーケット65):うつろあくた・みやま零・IWAKOとの対談。作品解説や裏話が中心ですが、酒が入っているせいか色々とカオスなことに。マズいいくらトークは必見。
●Colorful PUREGIRL 2004年8月号(2004/07/03)
「個性派シナリオライタープロファイリング」という企画にて15の質問に回答。他には虚淵玄田中ロミオ等も参加しています。こちらも水瓶座シナプスの個人誌『シアトリカルマテリアリズム 元長柾木フラグメンタルワークスvol.1』に再録あり。表題は「アンケート」。まんまだ。
●[http
//anime.webnt.jp/nt-backnumber/detail.php?mag=1&year=2005&month=8:title=NEWTYPE2005年8月号](2005/07/10):『飛鳥井全死は間違えない』の発売に合わせて「本の探検隊」コーナーにて1Pインタビューが掲載。
●[http
//web.archive.org/web/20071001195632/http://parallelloop.com:title=Natural Color Majestic-12] 元長柾木インタビュー「世界を書き出すテキスト」(2005/11/27/第四回文学フリマ):前島賢更科修一郎の合同サークル「parallel loop & Cute Plus」発行。前島賢によるインタビュー。
●チャンピオンRED2008年8月号 『ヤクザガール〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』第1巻発売決定記念 元長柾木先生&大熊由護先生直撃インタビュー(2008/6/19)
『ヤクザガール〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』1巻発売決定記念ということで、大熊由護さんとのダブルインタビューが1P。質問の内容は、デビューのきっかけ・単行本1巻発売決定の感想・作品を作る上での苦労・任侠ものは好きか・読者へのメッセージの5項目。任侠ものが好きか?という質問に、『キル・ビル』などヤクザものが大好きと答える元長柾木に対し、「怖いから嫌いです」とバッサリ答えてしまう大熊由護がステキ。
●[http
//d.hatena.ne.jp/BST-72-Chihaya/20081022/1224681506:title=最終批評神話] 元長柾木インタビュー「法・倫理・社会を超えて」(2008/11/09/第七回文学フリマ):村上裕一・峰尾俊彦のサークル「最終批評神話」より発行。サークルと同名の同人誌はゼロアカ道場第四関門の企画の一環として制作されたものとなります。『Sense Off』・『未来にキスを』の読解としては一番わかりやすいので、数あるインタビューの中でも個人的にお薦め。
●[http
//www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2837056:title=東浩紀ゼロアカ道場 伝説の「文学フリマ」決戦](2009/03/02):ゼロアカ道場第四関門で制作された同人誌がほぼ収録されており、「最終批評神話」のインタビューも再録されています。

同人誌ゲスト原稿

●[http
//homepage2.nifty.com/utsuro/index2.html:title=檸檬読本2] 中谷家の系譜(2002/08/11/コミックマーケット62):さっぽろももこ主催「キラキラリップサービス」発行。13cmのゲーム『檸檬〜影絵亭ノスタルジヤ〜』のファンブックの2冊目。元長柾木・うつろあくた作品ではお馴染みの中谷一族の年表と用語辞典を寄稿しています。
●[http
//homepage2.nifty.com/utsuro/index3.html:title=檸檬読本3] 「影絵亭事件」(2002/12/30/コミックマーケット63):檸檬読本2と同じく「キラキラリップサービス」発行の『檸檬』ファンブック。6Pの短編ミステリ小説。
●Majestic-12 vol.1(2004/11/14/第三回文学フリマ)
セカイ系特集。Colorful PUREGIRLの連載コラム「辺縁系逍遥」の秋山瑞人の回に加筆し再録したもの。
●[http
//www.cc.rim.or.jp/~momoko/dojin/c68/index.html:title=PUNCH☆LOVE] 「パンチラから遠く離れて」(2005/08/14/コミックマーケット68):さっぽろももこ主催「キラキラリップサービス」発行のパンチラ本。パンチラ小説とのことですが、もうなにがなんだか。
●[http
//www1.kcn.ne.jp/~iz-/pfp/gtoltb_01.htm:title=漫画をめくる冒険―読み方から見え方まで―〔上巻・視点〕] (2008/05/10):泉信行主催のピアノ・ファイア・パブリッシングより発行された漫画評論の第2版発行にあたって追加されたオビの推薦文を担当。他には精神科医斎藤環、漫画家の緒方ていがコメントを寄せています。ゲスト原稿というほどのものではないけど、カテゴリ的にはここかと。

WEB・メルマガ

●[http
//ranbukai.xgn.jp/sensesilyoukai.htm:title=げいむ乱舞会 Sense Off紹介ページ 設問式コメント](2001/09頃):ゲームのレビューサイトげいむ乱舞界の『Sense Off』特設ページに掲載されている簡単なインタビュー。あまりに古すぎて唯一日付が特定できませんでした。
●[http
//www.sofmap.com/tenpo/event/5000049.htm#20020621:title=PCゲーム情報最前線 業界四方山話 otherwise 〜『sense off』から『未来にキスを』まで〜](2002/06/21):ソフマップのWebサイトの美少女ゲーム特設ページに設けられたメーカーコメントページ。『未来にキスを』発売後のotherwiseの公式コメントという意味で珍しいかも。
●[http
//www.sofmap.com/tenpo/event/5000048.htm#20030821:title=PCゲーム情報最前線 業界四方山話 130cm](2003/08/21):プリンセスブライド発売直前の販促としてよせられた、うつろあくた・元長柾木みやま零による対談形式のコメント。
●[http
//www.kadokawa.co.jp/book/200502000001/index.html?select=osusume:title=webKADOKAWA 『飛鳥井全死は間違えない』-元長柾木インタビュー](2005/07/23):タイトルそのまま。単行本発売に合わせてのインタビュー。
●[http
//dash.shueisha.co.jp/essay/0810.html:title=スーパーダッシュ文庫 リレーエッセイ 第46回 中村君(仮)、今何してますか?](2008/10/15):「初めて書いた小説」をテーマにしたエッセイ。スーパーダッシュ文庫で書いたことのない作家さんも多くて驚き。これを縁に新作を書いてくれないものかしら。
講談社BOX 無料メールマガジン「ファンタスティック講談社BOX」vol.73(2009/02/01)
定金伸治『四方世界の王』の推薦文。講談社BOXから一冊も著作は出ていないけど『ジハード』も『ギルガメシュ叙事詩』も好きだろうし適任なんだろうなぁ。Amazon講談社BOXストアページでも『四方世界の王』について語るインタビューが掲載される予定でしたが、結局公開されなかった模様。

海外翻訳

●파우스트Vol.3(2007/01/25)
鶴山文化社より発行されている韓国版のファウスト。日本版のVol.3とほぼ同一内容で「ワールドミーツワールド」が収録されています。ファウストは他に台湾版とアメリカ版が存在していますがそちらには収録されていない模様。日本版のVol.5に収録されていた上遠野浩平論「パブリック・エナミー・ナンバーワン」はどの海外版にも収録されていないはず。
●YAKUZA GIRL 01(2009/09/11)
『ヤクザガール 〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』のスペイン語版1巻。Editorial Ivreaより発行。フランス語版・繁体字版よりも後で判明。海外版は作者ご本人から何か情報が無い限り、情報を手に入れるのは大変ですね……。
●Yakuza girl, Tome 1(2009/10/01)
『ヤクザガール 〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』のフランス版1巻。Soleil Productionsより発行。需要、あるんだなぁ……。
●極道少女 〜保鏢新娘〜 1(2009/10/07)
『ヤクザガール 〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』の台湾版1巻。長鴻出版社より発行。詳しくは調べていないけど18禁指定っぽいです。
●極道少女 〜保鏢新娘〜 1(2009/10/22)
『ヤクザガール 〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』の台湾版2巻。長鴻出版社より発行。台湾の書籍を注文するのは大変なので、代行業者に頼むのが一番楽です。本の値段と手数料の比率は考えない方が幸せになれる。
●YAKUZA GIRL 02(2009/11/27)
『ヤクザガール 〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』のスペイン語版2巻。Editorial Ivreaより発行。スペイン語版の書籍は国内に強力な輸入書店があるので取寄せも行ってくれます。
●Yakuza girl, Tome 2(2009/12/02)
『ヤクザガール 〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』のフランス版2巻。Soleil Productionsより発行。Amazon.frで注文すれば意外と簡単に届いたので在庫があるなら入手は楽かと思われます。
●สวยเลือดเดือด เล่ม 1(2010/02/05)
『ヤクザガール 〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』のタイ語版1巻。Vibulkij社より発行。「สวยเลือดเดือด」は翻訳サイトを通してみると「美しい血液の沸騰」と出てきます。式黥のことを指しているようで、翻訳ひとつとってもおもしろいですね。
●สวยเลือดเดือด เล่ม 2(2010/02/05)
『ヤクザガール 〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』のタイ語版2巻。Vibulkij社より発行。紙質は日本のコミックよりもむしろ雑誌に近いものでした。
●Yakuza Girl, Bd. 1(2011/02/15)
『ヤクザガール 〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』のドイツ語版1巻。Panini Verlags GmbH(Panini社)より発行。Amazon.deなら簡単に手に入るでしょう。
●Yakuza Girl, Bd. 1(2011/04/12)
『ヤクザガール 〜ブレイド仕掛けの花嫁〜』のドイツ語版2巻。Panini Verlags GmbH(Panini社)より発行。

その他

KOBO CAFE BOOKS SELECTION10「元長柾木の盗んだバイクで走り出さずに世界を革命するための10冊」(2008/07/25-27・08/01-03・08-10)
講談社BOX主催のカフェにて行われていた、ファウスト講談社BOXにゆかりのある作家が選ぶ10冊の本を展示する企画。本の展示と併せて直筆コメントも添えられていました。マスターに許可を貰って撮影したものを記事の最下部にて公開中。デジカメを持ち合わせていなかったので携帯電話のカメラで撮影せざるをえなかったのが悔やまれるところ。展示期間中にはファウストvol.3へのサイン本も販売されていました。
●パンドラ Vol.2 SIDE-A 袋とじ企画「KOBOカフェ栄光の記録121日間」(2008/10/08)
KOBO CAFEへよせられた作家コメントや開催された数々の企画の紹介など、COBO KAFEの全てがわかる濃密な袋とじ企画。COBO KAFEへのコメントと「元長柾木の盗んだバイクで走り出さずに世界を革命するための10冊」の詳細が掲載されています。
The Front Line Covers(2008/12/28/コミックマーケット75先行販売)
正式発売日は2009年3月25日。I'veのリミックスアルバムで、トラック06に川田まみ版の「Birthday eve」が収録されています。直接的に関係は無いのですが一応。しかしここまで網羅してしまうと、I've武道館のDVDも含めるべきなのかちょっと迷うんですよね。
●doll〜歌姫〜 Complete Box(2011/06/29)
PCゲームを中心に活躍する歌い手によるオリジナルソングアルバム「doll〜歌姫」シリーズVol.1〜Vol.6の復刻版です。vol.4に収録されている涼森ちさと「チキンハートミサイル」の作詞を元長柾木が担当しています。
●TRIBAL LINK -L(2011/07/03/「TRIBAL LINK 2011 in TOKYO」先行販売)
正式発売日は2011年07月29日。I'veのコンセプトアルバム。I've楽曲をPCゲームで活躍するゲストボーカリストに、I've内でも別の歌姫の楽曲をカバーという企画。奥井雅美が「Abyss」を、橋本みゆきが「birthday eve」をカバーしています。非常にしっかりした作りのアルバムでお薦め。

元長柾木の盗んだバイクで走り出さずに世界を革命するための10冊」直筆コメント紹介




KOBO CAFEで展示された10冊のタイトルとともに直筆コメントを紹介。
ピンボケ気味のものもありますが、読めるから問題ないはず。
展示風景や本の画像も撮影しておけばよかったとちょっと後悔。



まずはタイトル。
以下の書名は展示順に並べてあります。
11冊ある!ってツッコミはどこからも入らなかったのでしょうか……。





1.『ヴァレリア・ファイル2122年』谷甲州



2.『神々の血脈』西谷史



3.『神聖モテモテ王国ながいけん



4.『銃夢木城ゆきと



5.『ジハード』定金伸治



6.『模倣における逸脱』笠井潔



7.『ギルガメシュ叙事詩



8.『情報理論入門』アブラムソン



9.『AKIRA大友克洋



10.『飛鳥井全死は間違えない』『荻浦嬢瑠璃は敗北しない元長柾木