13cmおまけディスクを片っ端から閲覧中

ギャングスタ・リパブリカ』体験版を一通り楽しんだので別の作業に取りかかる朝。

http://ameblo.jp/petro-vich/entry-10689185893.html
資料が纏まっているって便利でいいですなー。

ところで、『発情カルテ』のたまご(^o^)丿なおきさんはうつろあくたですよね?(虚空へ呼びかける

13/1/25 電妄トークライブ WHITESOFT出演箇所 簡易レポート


1/25に開催された、お馴染みの電妄トークライブ。WHITESOFTの出演部分を今回もレポートしたいと思います。今回はどうにも書くことが少なくなったので手短に。


松島Pによると『運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶ』の略称は何になるのか、という話が上がっているが公式の略称は無いとのこと。松島Pのフォルダは「うんこ」というひどい話からスタート。
藤木隻の作品でも一番評価の高い『ELYSION』のように、題材――今回の新作であれば占い――の背景をまじめに描いた作品だそうです。
例えば風水であれば運命ではなく運勢を見るものであるといった話など。占いの悪い側面を強調したシナリオもあるとのこと。
ちなみに雪都梨鈴は雪兎さおりから、道明寺えこは島宮えいこの名前から取ったそうです。でもキャスティングはしないという。


『運命〜』の主題歌を高瀬一矢が、『ギャングスタ〜』の主題歌を中沢伴行が担当するそうですが、当初の発注では担当が真逆だったそうで、高瀬一矢の希望により担当が入れ替わったとのこと。開発スタッフの長所を伸ばした作品を作るのがWHITESOFTの方針だそうで、今回もクリエイターの意志を尊重したそうです。


『運命〜』と『ギャングスタ〜』では文章にかなり違いが出ているのがおもしろいとのこと。地の文多めと会話主体、という点から既に隔たりがあるようですが、『ギャングスタ〜』の方が今風かも?といったお話でした。


最近の作品紹介と宣伝方法についても色々と興味深い話を伺いましたが、様々な意見が出そうな話でもあったので今回は割愛。
先入観をあまり持たずに、興味があるならぜひプレイして欲しい、といった想いを感じましたね。
終了間際のトークについても相変わらずのヒドさでしたが、こちらはぜひ足を運んで聴いてみてほしいところです。次回は3月開催分に出演するかも?

未見の『未来にキスを』雑誌インタビュー記事を発見


あけましておめでとうございます。
ご無沙汰しております。

http://web.archive.org/web/20011105010602/http://otherwise.product.co.jp/products/misswo/publish.htm

当サイトの元長柾木works補完リストに掲載しているP-mate2001年8月号の記事以外にも『未来にキスを』インタビュー記事が存在することが判明して大慌て。
早速現物を手配したので到着待ちです。


しかし不思議なのはP-mate2001年10月号のインタビュー内容、同人誌『シアトリカルマテリアリズム 元長柾木フラグメンタルワークスvol.1』には掲載されていないんですよね。
8月号のインタビューについては雑誌記事には誰が回答したかは掲載されておらず、同人誌に掲載されたという事実が元長柾木本人の文章である裏付けとなっているのですが……。
同人誌の制作時に文章が見つからなかったのか、はたまた別人が書いているのか? 書いているとすればうつろあくたかUYE!あたりではないかと推察されるのですが。


ギャングスタ・リパブリカ』発売前に楽しい元長分燃料が得られて久々に大張り切りでございますよ?(『猫撫APRIORIは』どうした)

電妄トークライブ WHITESOFT出演箇所 簡易レポート


当日まで参加する予定は無かったのですが、WHITESOFTの松島Pが飛び入り参加するという報を受け、急遽参加して参りました。
ちょうど同日に発売された『優しい魔法の唱え方』の購入者向け抽選会でもWHITESOFT新作のチラシを配っていたので、テックジャイアンの記事には無い情報を聞けるのではないかと期待していたのですが大正解でしたね。
飛び入りということもあってトークの枠は10分程度しか無かったので、分量はそれほど多くは無いですがレポートしたいと思います。

『運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶ』

占いといっても歴史的な背景などを参照したガチなものになるので、『○○○○○○○』*1みたいな雰囲気とは違います、とのこと。
なぜこれを美少女ゲームにしたのかと思うほど、といった発言もあったので変わった雰囲気の作品になりそうな予感がしますね。
あと印象的だったのは、占いのゲームだということが服装などビジュアル面でもわかりやすく、雑誌社へイメージを伝えるのが楽だという話でしょうか。
シナリオライターの好きな分野を活かしてまじめに作ってもらう作品ということで、『Elysion』のように深い知識に裏打ちされたものが出来上がってくるので楽しみな作品ですね。



ギャングスタ・リパブリカ』

"今も一線を走り続けるあのブランド*2を意識したイメージで情報公開しています"、といきなりのアレな発言! しかし記事を見た時に同じ印象を覚えたので意図的だったのかと納得したのも事実。
メインキャラクターはそれぞれが異なる主義哲学を持っており、全員の設定に"○○主義者"というワードが付随しているとのことですが*3テックジャイアンやオフィシャルサイトでは敢えて明示していないそうです。
『猫撫ディストーション』シリーズとは作品内容も情報の出し方も異なっており、どのような雰囲気になるのか未知数の部分もありますが、総合するといつもの元長なのはどうやら間違いないようで。
そんな中で一番の敵は思い出補正とのことなので、昔の作品のイメージや評価とどう向き合っていくかは苦労されているようです。とはいえフロンティアスピリッツは忘れないとも仰っていたので、挑戦的な作品が出てくるのは間違いないでしょう。


終了後に直接松島さんとお話させて頂いたのですが、書いていいかどうか判断に迷う内容も多かったので重要な情報をひとつだけ。以下がその時の会話。

litf「『ギャングスタ〜』、主題歌の作詞はもちろん元長さんなんですよね?」
松島P「元長さんがいいの?(笑)」
litf「そりゃぁ信者としては元長さんに書いてほしいですよ!」
松島P「スケジュール次第だねぇ(意訳)」

というわけで可能性は半々のようです。みんな、祈れ。

さいごに

2作品ともトーク中におおまかな発売予定時期の言及はありましたが、告知情報とまではいかないレベルのものだったのでここでは伏せておきます。ただし予約受付が始まるのはそう遠くはない時期になりそうです。
どこのメーカーの方からも口を揃えて出てくる話ではありますが、とにかく予約をしてほしい、ショップで受付開始されましたらよろしくお願いします、とのことです。


当面は情報の断片が出る度に妄想を膨らませつつ発売に備えることになりそうです。
発売日間近になればまたトークライブに出演されることもあるでしょうから、その時はまたレポートしたいなと考えております。あとはコミケブースですかね?

*1:オカルト部のお嬢様が出てくる超有名なあのゲーム

*2:もちろん実際のトークではブランド名は伏せられてなどいません

*3:禊は功利主義者だそうです。

元長柾木10年以上ぶりの単独企画の新作【速報版】

ギャングスタ・リパブリカ』
ジャンル:コミュニティ追求型ADV
原画:ミヤスリサ
シナリオ:元長柾木

2013年発売予定


遂に! 遂に!! 待望の元長柾木の単独企画作品がテックジャイアン2012年11月号に掲載されました。

インタビューでは10年ぶりの単独ライティング作と紹介されていましたが、正確には10年以上ぶりの単独企画と言うべきでしょうか。細かいですが。*1
ギャング部の中で"悪"を追求しつつコミュニティの中で関係性を深めてゆくスト−リーとのことですが、ジャンルにもある"コミュニティ"というワードからギャングという発想に至ったんじゃないかと推測してしまうのは自分だけでしょうか。主人公の考える悪は義侠心のようなもの、というところから考えても"悪"というワードを元長流にどう解釈し、発展させてゆくかが気になるところです。
人間、経験を積むことで逆にこぢんまりしたものを出してしまいがちなのでそうならないよう遠慮無く出し惜しみはしないようにしたい、といったコメントもあり、ともすれば『猫撫ディストーション』2作以上の元長柾木独特のセンスオブワンダーが楽しめるのでは。
WHITESOFT独特のスクリプトについても『猫撫〜』の経験を活かして更に楽しめるものにしたい、との発言もありシナリオライター側からの演出という側面からも期待大です。


余談ですが今回のタイトル、おそらくイタリア語で"ギャングの共和国"を意味する言葉でしょう。*2王国の次は共和国かよ!と信者らしい反応をしてみたくなります。英国のテクノ・パンクバンドに「リパブリカ」というものもあるらしいですが、ネーミング由来のひとつだったりするのですかねぇ。音楽が元ネタの単語が元長作品には多いのでもしかすると……?


今後、発売日までも我々を刺激する情報が続々出てくるとは思いますが、実際に目にするまで何が出てくるか予想がつかないのが元長作品です(断言)。次はティザーサイトの更新とDreamPartyの情報待ち。小冊子配布はあるのでしょうかねー。




……と、本来ならここまで書いて記事は終わるはずだったのですが、実は『ギャングスタ・リパブリカ』はWHITESOFTの新作発表第2弾なのです。
ティザーサイトの存在すら明かされていなかった新作第1弾が別にあるという斜め上の展開! これが一番驚きましたよ。

『運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶ』
ジャンル:占いADV
原画:月音、T-RAy
シナリオ:藤木隻

冬発売予定

『猫撫ディストーション』のシナリオライターが二人とも単独企画作品とはやってくれましたWHITESOFT!
しかしこちらの方が発売日は先のはずなのになぜティザーサイトの予告すら無かったのでしょうか。単なるスケジュールの遅れならいいんですが、元長新作マダーマダーの声が大きかった某所のせいだったりすると厭だなぁと。
Elysion』とは異なるアプローチの単独企画ですし、占いの背景に存在する民俗学や信仰などを掘り下げるということで氏の持ち味が色濃く出るのは間違いないかと。
こちらも続報に期待。あれ、俺、どれだけ金が飛んでいくんだ……?

*1:これまでメインシナリオを務めたゲーム作品でも元長柾木単独シナリオのゲームは存在していません。今となってはフルプライスのPCゲームでシナリオライターが一人だけの作品自体が相当に珍しい話ですし、ライターのファンとしては単独で企画した上でメインライターを担当するかどうかの方が重要だと思います。

*2:と書いた後で記事を見てみたら"悪党どもの共和国"って書いてました。ギャフン。